このような症状でお悩みではありませんか?

  • 仕事終わりの頃に頭痛がする

  • 頭全体が締め付けられるように痛む

  • 痛みが数十分から数日間続く

  • 首肩こりがひどい

  • マッサージや入浴で和らぐ

頭痛について

国際頭痛学会によると、一次性頭痛は、他の脳腫瘍や血管障害が原因で頭痛が起きているものではなく、頭痛だけが発生しているものとされます。この中にはサブタイプとして「片頭痛」「緊張型頭痛」「三叉神経・自律神経性頭痛」が含まれています。

「その他の一次性頭痛」はさほど多くない頭痛ですが、咳嗽性頭痛、運動性の頭痛など多岐にわたります。緊張型頭痛の病態はいまだ不明の点が多いのですが、筋肉の異常な持続的収縮による末梢性因子と中枢性の痛みのコントロール障害が主に関与し、さらに心理社会的要素も関連した多要因の関与が考えられます。

症状と診断

頭痛は「生命に危険のある頭痛(くも膜下出血、脳腫瘍)」と「生命に危険のない頭痛(片頭痛、緊張型頭痛)」に分かれます。実際には「生命に危険のない頭痛」が圧倒的に多いのですが、激しい痛みなどの場合には神経内科でのMRIによる検査が必要です。

緊張型頭痛の診断に際して触診による頭蓋周囲の圧痛の存在は重要な異常所見であり、頭蓋周囲筋のみならず後頚部や肩甲上部・肩甲間部の筋群の過緊張が重要な点になります。

圧痛は頭痛の強度およびその頻度に相関し、前頭筋、側頭筋、咬筋、翼突筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋などに認められます。

―治療方法について―

緊張型頭痛に対する治療は肩こりや顎関節症を伴うことが多いです。ストレスがあると、頭のまわりの筋肉が緊張します。筋肉が緊張しすぎると、筋肉の血の流れが悪くなり、老廃物がたまります。老廃物がたまると凝りの状態となり、痛みが起こります。

これらに対する治療はトリプタン系の薬剤、エルゴタミン製剤、カロナールやロキソニンなどの消炎鎮痛剤、筋弛緩薬、抗不安薬、予防薬としてβ遮断薬、カルシウム拮抗薬、抗てんかん薬、抗うつ薬などが使われます。

feature

当院の特徴

当院では4つの鍼灸(基本鍼灸・特殊鍼灸・自律神経の鍼灸・妊活鍼灸)をご用意しております。

基本鍼灸・自律神経の鍼灸・妊活鍼灸は、故・長野潔先生(1925年~2001年)が西洋医学の理論・知見を研究、検証して30万人以上の患者の身体を通して創りあげた「即効性」「再現性」「多様性」に優れた完成度の高い鍼灸です。
それにより人間が本来もつ自然治癒力を高め阻害する5つ(免疫系処置・血管系処置・神経内分泌系処置・筋肉系処置・気系処置)の要因を取り除くことで治癒へ導きます。また中国鍼を使った特殊鍼灸もお選びいただけます。

当院では体質や症状、施術の好みに合わせて
専門性の高い
施術をおこなうことが特徴です。

1.基本鍼灸

「基本鍼灸」は子供から大人まで幅広く受けていただける優しい鍼灸です。
※鍼灸を初めて受ける方、強い刺激が怖い方、苦手な方におすすめ

基本鍼灸の特徴は、東洋医学の考えである「全体(元気)から部分(病気)の調和をはかる」というもので、元気になれば病気は治るという考えをもとに「治る」ための環境を整えます。

基本鍼灸は故・長野潔先生(1925年~2001年)が西洋医学の理論・知見を研究、検証して30万人以上の患者の身体を通して創りあげた「即効性」「再現性」「多様性」に優れた完成度の高い鍼灸です。
その特徴は「人間の身体には本来、自然治癒力というものが備わっていると考え、これを阻害する5つの要因を取り除くことで治癒へ導く」というもの。

免疫系処置 免疫系処置は扁桃を基軸に、リンパ節、胸腺、脾臓、粘膜下リンパ組織などを強化する処置(扁桃処置・粘膜消炎処置・アレルギー処置)
血管系処置 血流の異常である血滞、虚血、充血、鬱血を調整することは病気を治癒するために重要(強心処置・瘀血処置・肝門脈鬱血処置・骨盤虚血処置・骨盤鬱血処置 ・椎骨脳底動脈処置・下垂処置)
神経・内分泌系処置 長野式治療の中でも西洋医学的根拠を多く取り入れており、東洋医学の発想、考え方、手技と西洋医学の理論、知見を融合(自律神経調節処置・副腎処置・血管運動神経活性化処置・側弯処置)
筋肉系処置 運動器疾患だけでなく関節リウマチにも対応可
筋肉の攣縮、こわばり、結合組織の変性と機能減退、血管運動神経の異常、糖尿病を改善(筋緊張緩和処置・結合組織活性化処置・帯脈処置)
気系処置 組織細胞呼吸を活性化して気の流れを促進、阻害因子の除去、内的外的因子による不良の気を消去させて血流、水分代謝、配分、巡行させることを目的とする(胃の気処置・気水穴処置)

さらに病気だけを診るのではなく、発症の背景としての既往歴や社会歴、性格、家庭環境
職場、対人関係などのストレスについて把握することで病の本質を理解。
それらの情報を元に古典理論および西洋医学の解剖・生理学、病理学に根拠をおいた個別性の高い鍼灸をおこないます。

2.特殊鍼灸

「特殊鍼灸」は鍼灸経験者のための剛い鍼灸です。
※通常の鍼よりも本数が多く刺激量も多いため初めて鍼灸を受けられる方、虚弱体質、細身の方、18歳以下の方はご遠慮ください

特殊鍼灸の特徴は、西洋医学の考えである「部分(病気)から全体(元気)の調和をはかる」というもので、病気が治れば元気になると考えをもとに「治す」ための環境を整えます。

特殊鍼灸は「骨表面や深部の筋肉を緩めれば、血管や神経の圧迫がなくなり、痛みが解消して、筋肉が血液に栄養されて治癒する」という考えにより、神経の出る脊柱周囲の筋肉の凝りを緩めることで痛みから解放します。

鍼灸の効果

  1. 患部の深い筋層をアプローチ
  2. 鍼の本数が多いため症状を的確に捕らえる
  3. 血管を拡張させて血流量を増やして筋組織の酸素不足を解消する
  4. 筋肉が修復するのに3日間かかるため施術後も治療している状態が続きます