このような症状でお悩みではありませんか?

  • 長時間座るとしびれてくる

  • 腰から足にかけて痛みがある

  • 足の感覚が鈍くなる

  • 足をよくつる

  • 休憩しながらでないと長い時間は歩けない

坐骨神経痛について

坐骨神経痛は腰背部から下肢にかけて疼痛をきたすもので、約80%は腰椎椎間板ヘルニアが原因といわれており、世代別では3040代の発生がもっとも多い症状です。

症状のはじまりは様々で、床にある重いものを持ち上げようとした時に突然強い痛みを覚え、太もも~ふくらはぎに放散、痛みのために動けなくなることがあります。

坐骨神経痛の原因はこの他にも腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群、変形性腰痛症、腰椎分離症、脊椎炎などがあり、その他にも坐骨神経の腫瘍、アルコールなどの中毒性疾患、糖尿病、帯状疱疹、下肢の動脈閉塞、子宮内膜症などの婦人科疾患、喫煙、ストレスなども関係します。

症状と診断

坐骨神経痛は、お尻から足の裏側に痛みやしびれを生じる症状をさし、電気が走ったようなビリビリとした痛み、張りや灼熱感、締めつけ感を有します。

症状は足全体に強く出ることもあれば、一部分だけに強く出ることもあります。

これらは1回の外傷で突然発生することは少なく、多くは日常生活やスポーツで腰痛の既往を繰り返すうちに痛みが強くなり悪化。立っているだけで辛かったり、座っていても痛んだりといった状態になります。また疼痛は坐骨神経に沿って放散して、咳、くしゃみ、息みで増悪し、臥位をとると軽快します。

―治療方法について―

整形外科では、軽度の場合には炎症を取るための湿布薬、痛みが強い場合には炎症を抑える消炎鎮痛剤、筋肉の緊張を抑える・神経の刺激による痺れを抑える、腰痛が慢性化した場合の内服薬、注射による治療、局所安静(コルセット)、リハビリ(物理療法、理学療法)、があり、これらの治療で改善されない場合には手術による治療があります。

鍼灸治療は、機械的刺激を生体に及ぼし一定の生体反応を起こして、生体の示す変調を矯正する物理療法です。それにより血管は拡張、血流は改善され、筋肉が弛緩することで、筋肉が収縮し続けて神経や血管を圧迫して発生した痛みを取り除きます。

feature

当院の特徴

当院では4つの鍼灸(基本鍼灸・特殊鍼灸・自律神経の鍼灸・妊活鍼灸)をご用意しております。

基本鍼灸・自律神経の鍼灸・妊活鍼灸は、故・長野潔先生(1925年~2001年)が西洋医学の理論・知見を研究、検証して30万人以上の患者の身体を通して創りあげた「即効性」「再現性」「多様性」に優れた完成度の高い鍼灸です。
それにより人間が本来もつ自然治癒力を高め阻害する5つ(免疫系処置・血管系処置・神経内分泌系処置・筋肉系処置・気系処置)の要因を取り除くことで治癒へ導きます。また中国鍼を使った特殊鍼灸もお選びいただけます。

当院では体質や症状、施術の好みに合わせて
専門性の高い
施術をおこなうことが特徴です。

1.基本鍼灸

「基本鍼灸」は子供から大人まで幅広く受けていただける優しい鍼灸です。
※鍼灸を初めて受ける方、強い刺激が怖い方、苦手な方におすすめ

基本鍼灸の特徴は、東洋医学の考えである「全体(元気)から部分(病気)の調和をはかる」というもので、元気になれば病気は治るという考えをもとに「治る」ための環境を整えます。

基本鍼灸は故・長野潔先生(1925年~2001年)が西洋医学の理論・知見を研究、検証して30万人以上の患者の身体を通して創りあげた「即効性」「再現性」「多様性」に優れた完成度の高い鍼灸です。
その特徴は「人間の身体には本来、自然治癒力というものが備わっていると考え、これを阻害する5つの要因を取り除くことで治癒へ導く」というもの。

免疫系処置 免疫系処置は扁桃を基軸に、リンパ節、胸腺、脾臓、粘膜下リンパ組織などを強化する処置(扁桃処置・粘膜消炎処置・アレルギー処置)
血管系処置 血流の異常である血滞、虚血、充血、鬱血を調整することは病気を治癒するために重要(強心処置・瘀血処置・肝門脈鬱血処置・骨盤虚血処置・骨盤鬱血処置 ・椎骨脳底動脈処置・下垂処置)
神経・内分泌系処置 長野式治療の中でも西洋医学的根拠を多く取り入れており、東洋医学の発想、考え方、手技と西洋医学の理論、知見を融合(自律神経調節処置・副腎処置・血管運動神経活性化処置・側弯処置)
筋肉系処置 運動器疾患だけでなく関節リウマチにも対応可
筋肉の攣縮、こわばり、結合組織の変性と機能減退、血管運動神経の異常、糖尿病を改善(筋緊張緩和処置・結合組織活性化処置・帯脈処置)
気系処置 組織細胞呼吸を活性化して気の流れを促進、阻害因子の除去、内的外的因子による不良の気を消去させて血流、水分代謝、配分、巡行させることを目的とする(胃の気処置・気水穴処置)

さらに病気だけを診るのではなく、発症の背景としての既往歴や社会歴、性格、家庭環境
職場、対人関係などのストレスについて把握することで病の本質を理解。
それらの情報を元に古典理論および西洋医学の解剖・生理学、病理学に根拠をおいた個別性の高い鍼灸をおこないます。

2.特殊鍼灸

「特殊鍼灸」は鍼灸経験者のための剛い鍼灸です。
※通常の鍼よりも本数が多く刺激量も多いため初めて鍼灸を受けられる方、虚弱体質、細身の方、18歳以下の方はご遠慮ください

特殊鍼灸の特徴は、西洋医学の考えである「部分(病気)から全体(元気)の調和をはかる」というもので、病気が治れば元気になると考えをもとに「治す」ための環境を整えます。

特殊鍼灸は「骨表面や深部の筋肉を緩めれば、血管や神経の圧迫がなくなり、痛みが解消して、筋肉が血液に栄養されて治癒する」という考えにより、神経の出る脊柱周囲の筋肉の凝りを緩めることで痛みから解放します。

鍼灸の効果

  1. 患部の深い筋層をアプローチ
  2. 鍼の本数が多いため症状を的確に捕らえる
  3. 血管を拡張させて血流量を増やして筋組織の酸素不足を解消する
  4. 筋肉が修復するのに3日間かかるため施術後も治療している状態が続きます