このような症状でお悩みではありませんか?

  • 毎日の生活に充実感がない

  • これまで楽しかったことが楽しくない

  • 以前まで楽にできていたことが、今では億劫である

  • わけもなく疲れたような感じがする

  • 集中できずミスが増えている

うつ病について

ストレスフルな現代社会の中で、日本の気分障害患者の数は増加の一途をたどっており、日本の有病率は35人に1人が過去1年以内に経験、15人に1人が生涯にうつ病を経験するそうです。WHO(世界保健機関)によるところ2030年にはうつ病が第1位の障害になると予想しており、現代の最も対策が必要な疾患のひとつであるといえます。

「うつは心の風邪」というキャッチフレーズが周知されるようになってから、精神科や心療内科の受診への心理的ハードルは下がりました。しかし実際に精神科を受診している人は100万人とされていますが実際には多くが未治療の状態だといいます。

症状と診断

「うつ病」は気分障害と総称されるもので、気分が強く落ち込み憂うつになる、やる気がでないなどの精神的な症状のほか、疲れやすい、身体がだるいといった身体的な症状が現れることがある病気です。気分障害の1つはうつ病性障害、もう1つが双極性障害(躁うつ病)です。通常「うつ病」という時は、うつ病性障害のなかの「大うつ病性障害」のことを指します。うつ病では気分が落ち込んだり、やる気がなくなったり、眠れなくなったりといったうつ状態だけが見られるため「単極性うつ病」とも呼ばれますが、一方の双極性障害はうつ状態と躁状態(軽躁状態)を繰り返す病気です。

―治療方法について―

うつ病の現代医学的な治療法は、休養、環境調整、薬物療法、精神療法の4本柱です。

臨床試験によると初回に抗うつ薬による寛解率は60%程度でおよそ1/3のうつ病患者は抗うつ薬に反応しません。またうつ病は再発しやすいという特徴もあり、再発を繰り返すごとに再発リスクは高まります。鍼灸ができることは寛解後に診断基準に満たない程度の症状(睡眠障害、抑うつ症状、認知機能低下など)に対して有用である可能性があり、結果的に再発の防止にも貢献できます。そして西洋医学による標準治療だけよりも、標準治療に鍼灸治療を加えた方が、うつ病の症状は軽減することが分かっています。

feature

当院の特徴

当院では4つの鍼灸(基本鍼灸・特殊鍼灸・自律神経の鍼灸・妊活鍼灸)をご用意しております。

基本鍼灸・自律神経の鍼灸・妊活鍼灸は、故・長野潔先生(1925年~2001年)が西洋医学の理論・知見を研究、検証して30万人以上の患者の身体を通して創りあげた「即効性」「再現性」「多様性」に優れた完成度の高い鍼灸です。
それにより人間が本来もつ自然治癒力を高め阻害する5つ(免疫系処置・血管系処置・神経内分泌系処置・筋肉系処置・気系処置)の要因を取り除くことで治癒へ導きます。また中国鍼を使った特殊鍼灸もお選びいただけます。

当院では体質や症状、施術の好みに合わせて
専門性の高い
施術をおこなうことが特徴です。

1.基本鍼灸

「基本鍼灸」は子供から大人まで幅広く受けていただける優しい鍼灸です。
※鍼灸を初めて受ける方、強い刺激が怖い方、苦手な方におすすめ

基本鍼灸の特徴は、東洋医学の考えである「全体(元気)から部分(病気)の調和をはかる」というもので、元気になれば病気は治るという考えをもとに「治る」ための環境を整えます。

基本鍼灸は故・長野潔先生(1925年~2001年)が西洋医学の理論・知見を研究、検証して30万人以上の患者の身体を通して創りあげた「即効性」「再現性」「多様性」に優れた完成度の高い鍼灸です。
その特徴は「人間の身体には本来、自然治癒力というものが備わっていると考え、これを阻害する5つの要因を取り除くことで治癒へ導く」というもの。

免疫系処置 免疫系処置は扁桃を基軸に、リンパ節、胸腺、脾臓、粘膜下リンパ組織などを強化する処置(扁桃処置・粘膜消炎処置・アレルギー処置)
血管系処置 血流の異常である血滞、虚血、充血、鬱血を調整することは病気を治癒するために重要(強心処置・瘀血処置・肝門脈鬱血処置・骨盤虚血処置・骨盤鬱血処置 ・椎骨脳底動脈処置・下垂処置)
神経・内分泌系処置 長野式治療の中でも西洋医学的根拠を多く取り入れており、東洋医学の発想、考え方、手技と西洋医学の理論、知見を融合(自律神経調節処置・副腎処置・血管運動神経活性化処置・側弯処置)
筋肉系処置 運動器疾患だけでなく関節リウマチにも対応可
筋肉の攣縮、こわばり、結合組織の変性と機能減退、血管運動神経の異常、糖尿病を改善(筋緊張緩和処置・結合組織活性化処置・帯脈処置)
気系処置 組織細胞呼吸を活性化して気の流れを促進、阻害因子の除去、内的外的因子による不良の気を消去させて血流、水分代謝、配分、巡行させることを目的とする(胃の気処置・気水穴処置)

さらに病気だけを診るのではなく、発症の背景としての既往歴や社会歴、性格、家庭環境
職場、対人関係などのストレスについて把握することで病の本質を理解。
それらの情報を元に古典理論および西洋医学の解剖・生理学、病理学に根拠をおいた個別性の高い鍼灸をおこないます。

2.特殊鍼灸

「特殊鍼灸」は鍼灸経験者のための剛い鍼灸です。
※通常の鍼よりも本数が多く刺激量も多いため初めて鍼灸を受けられる方、虚弱体質、細身の方、18歳以下の方はご遠慮ください

特殊鍼灸の特徴は、西洋医学の考えである「部分(病気)から全体(元気)の調和をはかる」というもので、病気が治れば元気になると考えをもとに「治す」ための環境を整えます。

特殊鍼灸は「骨表面や深部の筋肉を緩めれば、血管や神経の圧迫がなくなり、痛みが解消して、筋肉が血液に栄養されて治癒する」という考えにより、神経の出る脊柱周囲の筋肉の凝りを緩めることで痛みから解放します。

鍼灸の効果

  1. 患部の深い筋層をアプローチ
  2. 鍼の本数が多いため症状を的確に捕らえる
  3. 血管を拡張させて血流量を増やして筋組織の酸素不足を解消する
  4. 筋肉が修復するのに3日間かかるため施術後も治療している状態が続きます