延べ3000人以上の女性に携わってきた女性鍼灸師による
理論と根拠に基づいた妊活鍼灸です
当院では話し合いを大切にしており、患者さん一人ひとりに合わせた妊活鍼灸をご提案しています。
まずはご相談からお気軽にどうぞ。
これらの悩みを解決するために
当院では専門的な鍼灸をおこなっています
1978年にイギリスで世界初の体外受精-胚移植が成功しました。あれから約40年が経ちましたが、近年の生殖医療の進歩は著しく、有効性の高い排卵誘発法や画期的な生殖補助医療がおこなわれています。しかし、その一方で副作用の問題や妊娠時の弊害も出ています。
妊娠が成立するためには、卵子と精子、受精して着床までの多くの条件が揃う必要がありますが、WHO(世界保健機関)の発表では41%が女性側に原因があり、24%男性側、24%は男女ともに原因があるといわれています。そして残り11%は原因が特定できません。
不妊の原因は、排卵障害、子宮頚管の精子通過障害、卵管障害、子宮着床障害、子宮内膜症、造精機能障害、精路通過障害、性機能障害(身体的原因)と心理的原因があります。
この中には西洋医学でなければ解決できない問題もあるため、クリニックで妊娠しにくい原因を確認する必要があります。
鍼灸による生体への刺激は、自律神経、筋の緊張・異常収縮、血流量、ホルモンに及ぼす影響などが解明されており、器質的な処置を必要としない場合には生殖機能や妊娠の可能性を向上させることも期待できます。また鍼灸そのものが精神的な環境を整える作用のほか、クリニックでの薬の副作用や妊娠時の弊害、流産に対しても効果的です。
efficacy
鍼灸の効果
血液は全身をまんべんなく巡っているものです。
それは卵巣や卵にも子宮にも巡っていて、酸素や栄養分を供給してくれます。
鍼灸は血流の改善を促してくれるので、卵巣や子宮、さらには女性ホルモン、その分泌と深くかかわる脳とも深く関係しますから、質の良い卵子の育成や卵子が着床しやすい子宮の環境を整える効果が期待できます。
ホルモンバランスは妊娠と出産に深く関係します。
視床下部、下垂体、卵巣に関係する体の要穴に刺激を与えることで、卵胞の成熟を促し、子宮内膜を肥厚させ、頸管粘膜の分泌を促し、排卵を促し、内膜の着床環境を整えます。
あなたをコントロールしているものは自律神経です。
心身における諸々のストレス(物理的、化学的、生物的、精神的)は、気分を緊張・興奮させ、血管は収縮、血圧の上昇、呼吸と心拍数は増加し、消化を抑制します。
鍼灸はこれらの緊張を弛める(副交感神経が優位になる)働きに効果があることが実証されており、それにより卵巣や子宮をはじめとする内臓の働きが活発になります。
ストレスは血流の妨げになり全身に栄養を巡らせなくします。
そのため鍼灸治療をおこなうことで血管は広がり、子宮や卵巣などの働きが活発になります。妊娠にリラックスは必要不可欠ですから、鍼灸で心身をリラックスした状態へと変化させましょう。
Treatment
体幹部にある自律神経系を整える鍼灸を基本として、手足・腹部・腰部にある瘀血と冷えのツボにお灸、遠赤外線などの温熱刺激を40分程度おこないます。
それにより交感神経抑制、抗炎症作用、血流改善、疼痛緩和などの作用から妊娠しやすい体づくりのための西洋医学と東洋医学を融合させたエビデンスに基づく鍼灸が特徴です。
妊活において成功の鍵は「質の良い卵子と精子を用意できるか」「体内もしくは体外で受精できるか」「よい環境のなかで着床できるか」「妊娠を維持できるか」の4点です。
これらに対して鍼灸は有効であり、採卵にむけた卵巣の環境を整える、着床に向けた子宮の環境を整える、妊活中のストレス(抑うつ状態、産後の抑うつ状態)の軽減、勃起不全や射精障害などの男性不妊に対して期待できます。