慢性的な疲労による関節リウマチ

関節リウマチ

2021年10月16日
船橋市西船橋  U.R  (女性)  メーカー管理職  39歳
初 診 初診:X年5月
主 訴 関節の痛み、こわばり
診 断 関節リウマチ
既往歴 子宮がん
社会歴 メーカー勤務
現病歴 X年4月に関節リウマチを発症。はじめは首肩コリ、寝違いだと思っていたが回復しなかったため同年10月に血液検査を受けたところRAの数値が高くリウマチと診断される。 年々か薬で治療をしてきたが、なるべく薬に頼ることのないと考えての来院。 現在はかかりつけのクリニックから漢方薬を処方されている。

施術・経過

背景

考察

患者は大学卒業後にメーカーに入社、3人の子宝に恵まれます。
関節リウマチの原因ははっきりと分かりませんが、半年前に部署の異動があってから慢性的な疲労がとれなくなったそうです。また過去の既往歴と脉や舌との関係あることから婦人科のアプローチが必要だと考えました。
その他の情報として外食により症状が悪化するということが分かりました。
リウマチに対する鍼灸の効果は、鎮痛、機能障害の改善、生活の質が挙げられます。
そのため薬物療法をおこなっている場合には鍼灸を併用することで、薬物療法単独よりも痛みや日常生活動作の改善が認められます。
したがってリウマチの病態(活動性や機能障害の程度)を把握し、病期に応じて適切な治療を行うことで多彩な病状を呈するリウマチに対して十分に対応できるだけでなく、継続して施術することで身体の機能低下の予防、血行改善、精神安定も得られることで健康生活へも寄与できるものとなります。
患者は週に1回の施術を3か月ほど受けて回復。その後、月に1回の頻度で体調に合わせて施術をおこなっています。

施術プラン:基本鍼灸(担当 那須)