過敏性腸症候群により下腹部痛で寝込む女性

過敏性腸症候群

市川市行徳  O.Y  (女性)  教員  40歳
初 診 X年2月
主 訴 下腹部痛
診 断 過敏性腸症候群
既往歴 膀胱炎、痔瘻
社会歴
現病歴 大学生の頃、サークル後に飲酒する機会が多く、もともと胃腸も弱かった為お腹を下すことが多かった。30歳の頃に母親が亡くなったことがきっかけか、下腹部痛を伴う軟便が多くなり増悪した。X年12月大学病院内科で大腸内視鏡検査を受けたが異常はなく、過敏性腸症候群と診断。その後、薬を服用したが改善しなかった。そして職場の同僚の勧めもあり鍼灸治療を開始した。 所見:脉洪緊数、舌白薄苔裂紋・舌辺部剥苔、腹診(中脘、季肋部R圧痛)局所診(天ユウR、エイ明R、胸鎖乳突筋R、肩井R、陰陵泉LR)

施術・経過

背景

考察

患者は三人目を出産してから体調を崩したそうですが、年齢の割に疲れた雰囲気がサインとして関連性があると考えました。それはリウマチ悪化による睡眠不足だけではなく「腎虚」による影響が大きく、これを本質として組み立てていくことを提案して施術をおこないます。またもう一点考えなければいけないことは火傷による身体的ストレスの負担です。
人は急激なストレスを受けると胃や十二指腸に潰瘍がつくられます。そのことを含め考えると、免疫力の異常や自律神経・内分泌の異常は必ず生じるわけで、痛みだけに対して施術をおこなっても再発してしまいます。またこの期間に服用していた鎮痛剤の影響は大きく、所見として舌辺剥苔としてサインが出ていること、痛みの位置が移動することを含めても全体への施術が必要だと思われます。
初回の施術から8日後に第2回目の施術をおこないましたが「前回から常用している薬が効きやすくなり元気になった」「今日の天気でも体調が良い」「施術後は気だるくなったが深い眠りにつけた」「施術では痛みの場所が変化した」といいます。
このように全体の情報を集めて施術をおこなうと変化が現れ、痛みや苦痛から解放されます。同じようにお困りの方はぜひお問い合わせください。

施術プラン:自律神経の鍼灸(担当 那須)