自律神経失調症

埼玉県狭山市  T.Y  (女性)  医療事務  30歳
初 診 X年2月
主 訴 動悸
診 断 パニック障害
既往歴 既婚
社会歴 医療事務
現病歴 X年10月から動悸や不眠に悩まされるようになる。また肩こりや不定愁訴がつらい。

施術・経過

副腎処置
肝門脈鬱血処置
腹部瘀血処置
頚部横V字刺鍼

背景

考察

既往歴にパニック障害があるため問診時に過去の既往歴について時間をかけてカウンセリングしました。専門学校に通っていた時、通学やテストのストレス、さらに当時付き合っていた男性との別れなどが起因となりパニック障害を発症。仕事をしてからは落ち着いていたようですが、結婚、妊娠、復職という時間の流れで再度体調を崩し始めます。それにより過去と同様に通勤時の人混みや仕事のストレスが強く感じられるようになると動悸がはじまります。
これらの愁訴が現れる要因なってから不安で落ち着かず、布団に入ってもなかなか寝付くことが出来なくなり、緊張のためか朝起きた時には肩こりが辛く気持ちが悪いそうです。

この発症には気質的な部分、家族歴、社会歴が関係しますが、栄養学の面でもカウンセリングをおこない安定剤の他に食事と運動の提案もおこないました。
一般的にこの場合にはストレスホルモンとも呼ばれている「コルチゾール」との関係が深く、長期的なストレスにさらされたことでコルチゾールの分泌が過多となるため、免疫系、中枢神経系、代謝系などの身体の様々な機能に影響を及ぼしたと考えられます。
よって脳下垂体-下垂体-副腎連関により発症したと考え上記の経穴を選択。
そのため回復をはかるため休息をとる必要があり、自律神経の乱れに対する主要穴に鍼灸をおこないました。

Tさんに対する鍼灸は1回で症状が1/4程度に軽減、1週間に1度の施術を4回おこない、ほとんどの症状が消失しました。現在では2週間に1度体調管理で来院しています。

施術プラン:自律神経の鍼灸(担当 那須)