脊柱管狭窄症により足のしびれを訴える男性

脊柱管狭窄症

2021年11月20日
市川市妙典  A.Y  (男性)  警備員  66歳
初 診 X年6月
主 訴 足のしびれ
診 断 脊柱管狭窄症
既往歴
社会歴 事務職
現病歴 発症したのは4年前。 長い時間歩くと足がしびれて歩けなくなる。 脊柱管狭窄症と診断され当時は医者に手術を勧められたが、手術はしたくないので近所の鍼灸院で診てもらったことがある。 腰に鍼を刺したら痛みが少し和らいだが、もちはしなかった。通ったらよくなるのか、今は仕事もなく時間があるので良くなるなら診てほしい。

施術・経過

背景

考察

脊柱管狭窄症とは加齢や仕事による負担、病気によって背骨が変形し脊柱管が圧迫されます。
それによって骨のクッションを通る神経が圧迫されたり血行が悪くなり、長時間の歩行が困難になったり、足のしびれ・痛みを伴います。

Aさんは足のしびれに対して不調を訴えていたので、狭窄が起こっている腰の筋肉に鍼を刺しました。
鍼は刺激が強く響くこともありますが、大腰筋を緩め腰骨の柔軟性を高めることができます。

痛み自体はクッションのずれによって生じた神経の痛みですが、柔軟性が上がることで骨のクッションのずれを今の状態より修正することができ、可動域が広がり痛みが和らいでいきます。

歩くスピード、距離もご自身で変化を感じるようになります。
鍼灸では痛みを減らし少しでも長い距離を歩けるように施術を行います。

Aさんは週に2回ほど通院しています。
期間が長く、慢性的な症状なので施術頻度はかかりますが、時間ができた時に集中して施術を行うことで回復が高まります。

年齢を重ねて時間が空いても、体が思うように動かなくては辛いですよね。
お時間見つけて体を良くしに来院をお勧めいたします。いつでもご相談ください。

施術プラン:特殊鍼灸(担当 田嶋)