初 診 | X年8月 |
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主 訴 | 肩こり・出産後の体調不良 |
診 断 | 特記事項なし |
既往歴 | 特記事項なし |
社会歴 | |
現病歴 | 2年前に第一子を出産してから肩こりが酷くなり夜になると悪化する。その後、整形外科で検査するが問題ないため牽引治療を受ける。 |
これまで整形外科、カイロプラクティックなどを定期的に通うが改善されないため鍼灸を選択。体質としては、疲れやすく、疲れてくると頭痛(こめかみ)が出る。
※この頭痛は緊張性頭痛であり眼精疲労も影響している。
子供の就寝後にスマートフォンで様々な情報をチェックしているが、翌日に首肩こりや目の疲れがひどい。
患者は色白の細身で学生時代は競泳部に所属しており、全国大会にも出場しました。
大学卒業後は銀行員として働き結婚後に退職。夫の転勤で〇〇県から千葉へ引っ越してきました。
今回、施術をおこなう前に、泳いでいた時に首を痛めたことはないか、スキーやスノーボードで転倒したことはないかなどの質問をしました。するとどちらも当てはまっていることが確認できました。
多くの場合、首凝り、肩こりなど1つの現象に意識がいくのですが、施術において重要になるものは過去の怪我や病気の情報にあります。
さらに、体力が回復しない、夜間に痛みが出る理由が妊娠出産です。
これらの情報をもとに応急処置として首肩に対して施術をおこない、頭部と腰部の圧痛部位に刺絡。第2回目以降は体力回復のための施術、漢方の処方により回復。
その後、二人目を妊娠、X年5月に女児を出産しました。