初 診 | X年6月 |
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主 訴 | 片頭痛 |
診 断 | 片頭痛 |
既往歴 | 足関節骨折、顔面打撲 |
社会歴 | 会社受付 |
現病歴 | 2年前から生理1週間前になると頭のてっぺんが痛くなる。 また、額やこめかみなどに痛みが出現。 そして、頭の周りを強く締め付けられるような感じに悩まされ、生理前は苦痛であった。 そのため、薬を飲まないことはなく、いつも常備している。 |
患者は高校性の頃にソフトボール部に所属しており、全国大会に出場するほどの実績がある。
その頃に足関節骨折や顔面部(右眼)へソフトボールが当たった経験が多々あるそうだ。
このことも含めて頭痛(偏頭痛)の施術計画を立てる必要がある。
また、転職理由や現職場でのストレス因子も含める。
施術後 「眼の奥の痛みはあるが、頭の重たさや痛みは消えて身体が軽くなった。」
「こんな風にすっきりしたのは何時以来だろう。」 と話す。
第2回目(初回から7日後)
「前回の治療後、仕事が休みだったということもあるが長い時間睡眠が取れた。」
「起きたとき、まだ右眼奥の違和感は残っていたが、あれから1週間で薬を飲んだのは1度だけだった。」
治療後 「眼の奥の痛みが消えて頭が軽い。何か不思議な感じです。」
第3診(初回から14日後)
「眼の奥の痛みは取れ、薬も飲まなくなりました。」
「しかし、職場でのストレスがあると頭のてっぺんや後頭部がいたくなります。」
この時点で再度初診時と同じように身体の情報を集め直すことで、瘀血の反応や脈の変化があり、 治療の組み立てに変化が必要になります。
そしてこれ以降、10日、14日と治療期間を延ばして第5回目が終わりましたが、生理時の不快感や頭痛、眼の奥や頸部痛も 発症していない。