原因不明の前立腺炎による排尿障害

前立腺炎

2021年11月12日
市川市南行徳  F.I  (男性)  自営業  44歳
初 診 X年9月
主 訴 腰痛、足の冷え
診 断 前立腺炎
既往歴
社会歴
現病歴 きっかけはわからないが、腰に痛みを感じるようになり排尿の時にも痛みだしたので泌尿器科に行ったら「前立腺炎」と診断された。 担当医にはストレスで免疫力が下がっているのと言われ、休息と栄養を摂るようサプリメントと鍼灸を勧められた。

施術・経過

背景

考察

Fさんは自営業のため移動は常にバイク生活、自宅では10時間以上デスクワークを行い物理的に前立腺に刺激を与えていました。
細菌性ではないことから、疲労により免疫力が下がり、前立腺炎を発症したと仮定し施術を行います。
この場合鍼灸では下腹部や臀部、尾骨の際に鍼を刺し、場合によっては低周波治療器を用いて施術を行います。
骨盤内の血行を改善し、うっ血部を解消することで新鮮な血液を骨盤内に巡らせることができこれにより炎症を抑えます。
無菌性の場合は抗生物質では効果がないので抗炎症作用の薬が処方されるケースがありますが改善されないことが多く、生活習慣の見直しやマッサージ、抗不安薬の投与などが一般的です。
体質の見直しや免疫力の強化を図りたい方は、この機会に鍼灸を取り入れてみるのをお勧めいたします。

Fさんは体質改善のために漢方と鍼灸を取り入れており、腰痛も改善されてきました。
私たちの鍼灸施術では筋肉に鍼を刺し、痛みをとる以外にも自律神経を整え本人の持つ自然治癒力を発揮させることができます。
当院では男性鍼灸師が常勤しており同じような悩みを抱えた方が多く来院されています。まずはお気軽にご相談ください。

施術プラン:自律神経の鍼灸(担当 那須)