流産後に体調管理の鍼灸を受ける女性

不妊治療

2021年10月21日
市川市妙典  H.S  (女性)  専業主婦  27歳
初 診 X年4月
主 訴 不妊症、首コリ
診 断
既往歴 パニック障害、腰痛、橋本病
社会歴 会社員
現病歴 半年前に卵管の異常が見つかり手術を受け、その後直ぐに妊娠したが3ヶ月で死産。 原因は分からず自身の体質を見直すため今回来院。 出産後に甲状腺の数値が正常に戻り、学生の頃から患っていた腰痛も軽減した。 首のコリは仕事をし始めた頃から常に感じていて、現在は朝方寝違えたようになることが多い。 動き始めると痛みは軽減する。

施術・経過

背景

考察

結婚してから妊活に専念するため専業主婦となったが、これまでの職歴から環境や精神的な因子による身体へのストレスや、夜勤などの不規則な生活により自律神経の乱れが現れていると考えられる。
また首のコリに関しては職歴と既往歴によるものと判断したが、今回鍼灸体験が初回のため屈伸で緊張をとることにした。
第2診目では自律神経の調整からアプローチし、生活習慣の見直しを勧めるとともに、首肩こりの施術を行う。
現在体調は落ち着いており、3日前に婦人科で排卵誘発剤を打ってきた。
そのせいか基礎体温が上がって夜ほてる。気持ちの方は比較的落ち着いている。

【同年6月末に妊娠】

施術プラン:妊活鍼灸【担当:藤田】