子宮頸がんからの妊娠出産

不妊治療

2021年10月20日
市川市妙典  O.N  (女性)  専業主婦  34歳
初 診 X年8月
主 訴 不妊症
診 断 低AMH
既往歴 交通事故3回(20歳、24歳、31歳)、両側卵管閉塞、子宮頸部異形成
社会歴 歯科助手
現病歴 結婚して2年、はじめはタイミングをとっての自然妊娠を試みていた。その後、検査で卵管閉塞、子宮頸部異形成が分かり手術をおこなう。 H29.7に1回目の採卵で採集数は0、H29.8採卵数4 受精数2。 ※基礎体温表は先日までつけていたがストレスになるため付けていない。しかし2層性ではある。

施術・経過

背景

考察

患者はこれまで他の治鍼灸院での治療歴があり、身体を温めるように指導されていたが腋窩からしか発汗しないこともあり熱放散が苦手なようである。
そのため過去に3年間リンパマッサージを定期的に受けていた。
これらの原因は体質的なものなのか、何かがきっかけになったかは分からない。
しかし、過去の交通事故の影響やライフスタイルによるものであることを1つ頭に入れて施術するべきだろう。
初回時は頸の施術をおこない自律神経の調整をはかる。
そして、既往に対して瘀血処置、腹部の緊張と熱を散らせるために便秘のアプローチをした。
また、過去の恐怖体験の影響なのか痛みや怖いことが苦手ということもあり、必要最低限の本数で施術をおこなうことに。
今後週に1度のペースで施術をおこなうが、体質改善を優先的におこない、妊娠しやすい身体作りをおこなっていく。
現在は妊娠8ヶ月であり、6月に出産予定である。

追伸
H30.6月に出産

施術プラン:妊活鍼灸(担当:藤田)