二人目不妊に悩む43歳女性

不妊治療

市川市行徳  H.H  (女性)  専業主婦  44歳
初 診 X年7月
主 訴 不妊症
診 断
既往歴
社会歴
現病歴 41歳の時に妊娠しましたが6週で流産し、もう子どもは望めないかと思いましたが最後にできることをしてみようと思い42歳で当鍼灸院に通い始めました。 通院して2か月で妊娠しましたが、流産を繰り返したくないので安産を目的に出産ぎりぎりまで通院を続けました。 今は子どもが1歳になり生活も少し落ち着いてきたので、兄弟をつくってあげたいと思いまた体づくりからお願いしたいです。

施術・経過

背景

考察

2人目不妊の原因として挙げられるのは「年齢の上昇」「加齢による男女どちらかの不妊因子」「性交渉の減少」などです。これらは晩婚化による影響が強く、35歳以上の初産経験者が増えているという背景も関係するでしょう。
しかし、年齢が若くても2人目以降妊娠しないと悩む女性が多くいらっしゃいます。クリニックでの検査は異常なし、原因は不明であると伝えられた方は、一度東洋医学に触れてみてください。
東洋医学では不妊を「腎」のエネルギー不足と捉えています。五臓六腑の中で腎は、生きるために必要なエネルギー、栄養、精を蓄えており「人の成長・発育・生殖」の機能を果たしています。
2人目不妊で考えられることとして、1人目の出産による腎の消耗(体力・生命力)、血液も消耗が考えられます。生まれつき虚弱体質であったり、産後の肥立ちを十分に行えないと2人目以降の妊娠出産、または閉経前後の更年期で不調が現れることもあります。
また、加齢によっても腎のエネルギーを消耗しています。
1人目出産の消耗が激しかった場合と、加齢で消耗している場合がありますので、体質と過去の生活に合わせて鍼灸、サプリ、漢方を行っていきましょう。

Hさんはクリニックで体外受精を行い、体質改善の通院から2か月で陽性判定をいただきました。
現在は通院ペースを狭め、安定期まで週1で通院し安産に向けて準備を行っています。
Hさんは1度流産を経験した際に「自分の体を大切にしよう」と思ったそうです。
当時Hさんは仕事をしながら妊活を行ってきました。
しかし、流産を経験した女性は「自分は仕事をしながらではきっと妊活はできない」と考え仕事をやめたそうです。

私たちは仕事をしながら妊活し、妊娠出産した女性をたくさん診てきました。
そのため、現在仕事と妊活の両立で悩む方に「〇〇したほうがいいよ!」というおせっかいを言いたいわけではありません。
『自分の体を大切にすること』これが一番大切なことです。
仕事をしながらでも、休職していても一番安心できる環境で妊活を行えるほうがいい。妊活や体質改善を行っているのはあなた自身であって、クリニックや鍼灸院ではありません。
妊活で悩む方は数値の問題、年齢の問題、病気の問題などの原因を探そうとします。
しかし一番大切なあなた自身のこれまでの生活、環境、現在のメンタルの問題が抜けてしまっているように感じます。

年齢が20代と若くても不妊症で悩む方や、今回テーマにした女性のように高齢と言われる年齢でも妊娠出産される方がいます。年齢はもちろん指標になりますが、ポジティブに一度角度を変えてみませんか。
この記事を読まれている方はきっと妊活や不妊に少しでも悩みを抱えていることでしょう。
数値を標準にするためにたくさん体に負担をかけ、無理をさせ続けるのではなく、ご自身の環境や体質を見直すチャンスだとも思うのです。
お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

施術プラン:妊活鍼灸(担当 藤田)