排卵誘発剤を使用したくない女性の妊活

不妊治療

市川市行徳  S.J  (女性)  会社員  36歳
初 診 X年5月
主 訴 不妊症
診 断 不妊症
既往歴
社会歴
現病歴 X年3月から妊活を始めましたがなかなか妊娠せず、3年後の6月にクリニックに通い始めました。 人工授精を3回行っても結果は得られず同クリニックで体外受精に移行。 人工授精の時から「排卵誘発剤」を用いて治療を行ってきましたがどうも体に合わず、体調を崩してしまいます。 子どもは欲しいけど、毎回排卵誘発剤を行うのも心身ともにしんどくなってきたところ、こちらの鍼灸院の「陰部神経施術」が目に入り治療してみたいと思いました。 クリニックも薬をなるべく使わない自然療法専門院に転院したので、体に負担をかけずに排卵誘発を起こしたいです。

施術・経過

背景

考察

妊活経験者の中で排卵誘発剤を打った後、体調が良くないという変化を感じた方はいらっしゃるでしょうか。
症例の前に、あまり知られていない「排卵誘発剤の副作用」について簡単にお話しします。
排卵誘発剤はその名の通り卵巣内の卵子をうまく排卵するための薬です。
ホルモンの分泌を促進する内服薬、高まった血中濃度を鎮静させる内服薬とホルモンを直接注入する注射剤があります。
排卵誘発剤として一般的にクロミッドという錠剤が処方されています。
クロミッドには自覚できる副作用はほとんど見られないことから安全だと判断され処方されています。
しかしクロミッドの服用を長期間続けると排卵日のおりものの量が減少したり、月経時の量や期間が短くなったなどの報告もあります。
クロミッドは抗エストロゲン(女性ホルモンを抑える)の作用があるため卵管粘液の減少・子宮内膜の厚みの減少・発育卵胞数の減少などの諸症状がみられることもあります。
また人によっては刺激が強く、卵胞が多数発育し双子以上妊娠する可能性や、卵巣が腫れお腹や胸に水が溜まる卵巣過剰刺激症候群(OHSS)に発達してしまう可能性もあります。

「はり温灸治療院カラダノミカ」では「陰部神経施術」を行っています。陰部神経は主に排便・排尿を主に働きとしていますが、陰部神経に関係するツボへ鍼を行い通電治療(パルス)をおこなうことで膀胱炎、ED、痔痛などの症状に効果があります。
つまり生殖器・婦人科の症状に効果がみられています。実際に医療大学を中心とした研究で、採卵の結果が思わしくなかった女性に対し陰部神経施術を行ない術後の効果がみられています。
長期の排卵誘発剤の使用、または加齢による卵巣機能の低下が疑われる方はレディース鍼灸に「陰部神経施術」を加えることをお勧めいたします。

Sさんは5月から現在まで週1通院を行い、クリニックとのタイミングを計りながら陰部神経施術を加えて行っています。
また自律神経の施術も加えながら行うので、下半身が温かくしっかりしてきた感覚があり、肌質も改善されてきていることを自覚しています。
体の改善には習慣を変えていくので時間や頻度はかかりますが、初診よりもポジティブに妊活の施術を受けられています。
「排卵誘発剤を使いたくない」「排卵誘発剤の副作用が辛い」「卵巣、卵子の質を上げたい」同様に悩まれている方は一度ご相談ください。あなたにあった施術プランをお勧めし、妊娠しやすい体づくりを習慣化していきましょう。

施術プラン:妊活鍼灸(担当 藤田)