初 診 | X年6月 |
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主 訴 | ストレートネック |
診 断 | 頸椎症 |
既往歴 | 自律神経失調症 |
社会歴 | 特記事項なし |
現病歴 |
今回、患者は症状悪化によりカラーを巻いて来院。
これまで頭頸移行部に痛みを抱えており、頭痛、目眩、吐き気を起こしていました。
過去の検査によりストレートネックということが分かっていましたが、家庭でのストレスの影響もあり、長い間落ち着いていた症状が悪化。
再発後、整形外科で検査をしたところ頸椎椎間板症と診断されました。
整形外科では消炎鎮痛剤、外用薬による治療を受けていましたが、早く回復したいという希望で来院。
このような場合、通常は筋緊張緩和のために施術をおこないますが、精神的緊張をしているため単純に筋肉を緩めるだけでは改善されません。
また、緩め過ぎてしまうと日常生活に支障が出るため、患部への刺激を控えた遠隔部(手足)でのアプローチすることをポイントにおきました。
この症例はでの鍼灸の役割は、鍼麻酔、機能回復、疼痛軽減であり、こられの意味合い含めおこなったことで計3回の施術で卒業。現在では症状が改善されて支障なく生活しています。