ストレートネックによる首の痛みを訴える教員

ストレートネック

2021年11月20日
市川市行徳  M.H  (男性)  学校教諭  39歳
初 診 X年5月
主 訴 首が痛い
診 断 ストレートネック
既往歴
社会歴
現病歴 仕事中は感じないが座って作業しているときに痛みが増して首と肩こりが辛い。 レントゲンを撮ったらストレートネックだと診断された。 首に負担がかかりやすいといわれたので枕を変えたがあまり変わらずに痛みが悪化したようなので、以前ほかで通って良かったので自宅から近い鍼灸院に来てみた。

施術・経過

背景

考察

スマートフォンやパソコンの普及により頭を下に向けるので、頭を支えるための後頚部の筋肉が緊張します。
学校教諭の男性は講義中、首の痛みを感じませんが、長時間論文やレポートのまとめを座ってパソコンで行うため後頚部の緊張が顕著に現れていました。
筋の凝りは血管が圧迫されて血行不良となり痛みを感じやすくなります。
凝りを感じる首の筋肉から背骨に沿って緊張した部位に鍼を刺します。
背部の不快感にも鍼灸を行うと効果が高まるので現在の痛みの状態を担当者に詳しく教えてください。
筋肉が緩んだら硬めのタオルやまくらで首の矯正を行い、真っ直ぐになってしまった首の柔軟性を高めていきます。自宅で使う枕も体に合った高さをアドバイスさせていただきます。
男性は数回の通院で首の柔軟性が出て、首に負担がかかりにくくなりました。
現在は仕事で疲労を感じると来院し、漢方を服用して体質改善を行っています。
今回は痛みが辛いケースですが、首の筋肉が凝ることによって手のしびれなどの神経痛を伴うケースもあります。
現在の状況と痛みの度合いをお伝えいただき、来院回数や施術頻度を決めていきましょう。
辛い首凝り、まずは痛みだけでも取りたい、柔軟性を高めたいなど、お気軽にご相談ください。
私たちの鍼灸施術では筋肉に鍼を刺し、痛みをとる以外にも自律神経を整え本人の持つ自然治癒力を発揮させることができます。

施術プラン:特殊鍼灸(担当 田嶋)