初 診 | X年6月 |
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主 訴 | ストレートネックによる肩こりと手のしびれ |
診 断 | ストレートネック |
既往歴 | 特記事項なし |
社会歴 | 外資系金融企業 |
現病歴 | 20年以上前から肩こりに悩まされ、その度に近所の整骨院で鍼灸やマッサージを受けてきた。 しかし、腕にまで痛みが現れたため根本治療を希望して来院。 生理前になると左肩上部の一部分だけが硬くなり頚の一点だけが痛む。 その影響で指先までしびれるほか、三角筋にも嫌な痛みが出現する。 過去に大きな怪我をしたことはなく高校生の頃から肩こりに悩んでいた。 その理由の1つにストレートネックが考えられる。 |
施術後
「痛みの場所が変化した気がする」
「頚の痛みがある場所は変わらない」
しかし、脈状が「沈・遅・弱」であるため大きな変化は翌日に出る可能性がある。
そのことから、継続して治療をおこなうことにする。
第2回目(初回から3日後)
「前回の治療後、夜に痛みが強くなったが、翌日には軽くなっていて仕事を始めるまで痛くなかった」
この言葉の意味から、職場での姿勢に問題があることを話して具体的対策を決める。
また、仕事の合間におこなうストレッチ法を一緒に確認することで早期回復を目指す。
施術後、痛みがなくなってきている。
第3回目(初回から7日後)
結婚式前のエステで炎症を起こしてしまい悪化。
頚肩腕に炎症が波及しているため痛みで動かすことができない。
井穴への刺針、患部へのアプローチにより元の状態に戻る。
第5回目(初回から2週間後)
「結婚式を無事終えてほっとしている。」
体質が改善されて大きな変動に耐えられる力が備わったため、最も辛かった頸部の圧痛点を治療。
施術後は、動きが良くなって痛みがなく腕から指先のしびれもない。
第6回目(初回から3週間後)
「前回の治療後から違和感はあるものの仕事に支障はない。」
「また、痛くなる前にストレッチをすることで身体をコントロール出来ている。」
現在(10日~14日に1度)
「肩の筋肉の所が冷えると気になるけど、肩こりは解放されつつあって大丈夫です」
「自分の体がどんどん良くなっていることを実感できている。」
初回時から不妊の相談を受けており、同時に不妊に対してもアプローチをおこなう。
そして現在では妊娠されて定期的に両方をケアしています。
現在は出産をして2歳の男の子と一緒に来院している。