転倒後に眩暈を発症した男性

めまい

市川市行徳  T.E  (男性)  アルバイト(警備員)  67歳
初 診 X年9月
主 訴 めまい
診 断 めまい
既往歴 高血圧、頭痛肩こり
社会歴
現病歴 1週間前に夫婦で買い物に出かけた際、階段で転びその晩からフワフワとした眩暈が治まらない(頭を打ったりはしていない)。 翌日、掛かりつけの病院で診てもらったところ異常無いといわれる。 それらは疲労からくる眩暈ではないかと診察を受け、点滴を受けたが眩暈は改善しない。 転倒後3日間は自宅で休んでいるがフワフワとした眩暈感が怖くてトイレに行くことも不安である。娘が以前、耳鳴りで「はり温灸治療院カラダノミカタ」にかかったことがあるということで早速電話をした。

施術・経過

背景

考察

Tさんは定年を迎えるまで郵便局員として長年働いてきた。現在は週に何度か公共施設で警備員としてアルバイトをしている。

発症した日は夜勤明けのため多少の疲労感があったものの、習慣化していることなのでそのことが原因だとは思っていない様子である。

考察として様々な要因が重なるとは思うが、頚部を触診したところ頚部筋肉の過緊張が認められこと、フワフワとした眩暈感を有することなどから頚性めまいを疑った。

この症状に似たものが郵便局員時代にバイクで転倒した際に起きていたという。
時期的に年末年始の繁忙期であり発症時期も重なる。
ただし、降圧剤を服用していること、毎朝の血圧測定で変化がないことから血圧については疑わないこととする。

発症の際、当たり前だが頚反射により頚部への大きな負担がかかったのだろう。
既往歴に頚椎症やヘルニアはないが、過去の怪我を含めてみても少なからず考慮するべきである。

よって、頚部の緊張を丁寧に探り硬結を緩める。それにより多少の眩暈が起きたが、血行改善に伴うものであり、継続して筋肉を緩めるほか、自律神経から影響を受ける高血圧へのアプローチをおこなう。

現在、週に1回の鍼灸治療を2ヶ月おこない頚部の凝り及び眩暈は出現していない。

施術プラン:基本鍼灸(担当 土田)