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【患者】
氏名:T,M
性別:女性
職業:学生
生年月日:平成13年3月2日生
年齢:15歳

【来院】
平成28年4月

【症状】
起立性調節障害

【治療内容と経過】
発症する数日前に風邪をひき病院で薬(抗生剤、痰キレの薬、鎮痛薬)を処方され帰宅。
2日後に朝起きることが出来なくなり、首の後ろが痛いことに気づく。
また、頭痛や眩暈に悩まされて学校には通えていない。

このことに対して両親が考えていることは風邪をひく前に飲んでいた薬との飲み合わせによるものではないかということ。
それは発症する数日前に朝まで試験勉強をしていたことがきっかけとされる。
このことにより緊張が出て、それを弛めるために不安緊張の薬を処方されていた。

血圧は93/64
脈拍は102
脈は弦 一息4.5
舌尖紅、瘀点有し、舌中部白膩苔

【同時に治療した症状】
首の痛み

【使用した主なツボ】
初診
坐位:大椎
仰臥位:印堂、人中
    合谷、太衝、内関、公孫

第2診
坐位:内迎香
仰臥位:印堂、人中
地宗、腎関、申脈、照海、列欠

第3診
伏臥位:C5,6,7、風池、心兪、腎兪
仰臥位:地宗、腎関、内関、公孫

【考察】
今回は色々なことが重なり発症した件である。
その背景にあることをふまえ、さらに手掌診断、脈や舌の状態を統合して本人の心身の状態を確認して治療を行うことにした。
初診時、両親に連れられて来院した主は、声が細く、眠そうな状態であった。
食欲も出ず、疲れているような感じが見受けられる。

このようになった経緯をまとめてみる。
主は、中学校3年生の9月に高校への推薦が早期に決まり高校へ進学した。
しかし、中学時代に学業や授業態度が優れていた主だったが、推薦が決まった後は勉強に励むことはなく、進学までの時間をゆっくりと過ごしていたという。
だが、入学してからは勉強に追いつくことが困難となり、次第に緊張が抜けなくなったようである。

そして中間試験の準備期間に朝まで勉強をしたことで体調を崩すことになる。
それにより学校へ行くまでの通学時、朝起きた時などに眩暈や頭痛など、体調が優れないようになり、学校を3日間休んだ。

主はこのことに対して、眩暈や頭痛に対しての意味づけをしていない。
しかし、両親との対話のなかから、今回の症状について再度検査をすることを勧め、かかりつけの医師に紹介状を書いてもらい病院へ行ってもらうことにした。

これまでの治療により、興奮状態などは落ち着きを取り戻し、声も出るようになったようだ。
また、朝起きた時の不定愁訴は少なくなっていたことに両親もホッとしている様子であったが、残りの高校生活を考えた時に再発も含めて一度しっかりと病状把握をするべきである。

それにより、今後の道筋も見えてくる。
保護者、本人、治療者が正確な情報を得て理解し、そのことに対して行動しなければならない。
そして、その時に鍼灸は必ず役に立つ。

今回、主訴だけではなく、抑うつ状態や食欲不振に対して有益であったことは間違いない。
これまでODの方を診てきたが、それぞれ辿ってきた道は異なれど鍼灸の効果は満足してもらえるものであった。

同じように困り悩んでいる場合には漢方や鍼灸が力になれるはずである。

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