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【患者】
氏名:Y.A
性別:女性
職業:パート
生年月日:昭和62年8月18日生
年齢:28歳

【来院】
平成28年6月

【症状】
H24に夫の転勤により他県に移り住む。
H28,2月 千葉へ越してくる。

これまで、子宮内膜症、チョコレート嚢腫を患い、2年間は妊活を断念していた。
このことがストレスであり、24歳の時に右耳を突発性難聴、その翌年にはバセドウ病と診断される。
現在ではバセドウ病の治療は終わっており、婦人科疾患の手術を終えた後に妊活へと移行することが決まっている。

これまで、甲状腺機能亢進症により動悸が収まらなかったため睡眠に支障が出てしまい、睡眠導入剤を服用していたが、薬を止めた頃から再発してしまい中途覚醒に悩まされていて、そのことに対して自律神経を調節したいと来院。

【治療内容と経過】
彼女のこれまでの体験を考えた時、一つ一つの問題に対して整理する必要があると考えた。
それは、体の緊張を取るだけではなく、心身ともに強張ったものを剥がすような作業である。

不眠の原因としては、ご主人のお弁当を作るために朝早くに目を覚まし、彼が家を出た頃に再度眠る。
この生活リズムの問題としてあげられるが、それと同時に考えこみやすく、悩みやすいという点も影響しているだろう。

また、ハムスターを飼っており、以前飼っていたハムスターが亡くなってしまったことに対し、同じことにならないか心配になる。
それにより、睡眠が浅いということも話していた。

彼女にとって睡眠導入剤はあくまでも対処療法であり、本質に対して目を向けることが大切だということがわかる。
このような場合、病院では心療内科やメンタルクリニックを勧められるが、体の情報を集めてみると背中が強く強張っていることが多い。

例えば、昼に眠たい場合は脾臓、夜眠れないのは肝臓との関わりを診る必要がある。
彼女の場合、髪が抜ける、皮膚がカサカサする、眼精疲労、耳鳴り、めまい、イライラ、物忘れ、疲労感などを考える。
そして、気が張りやすいという性格やキチンと物事を収めるということが起因になっているようである。

治療は、はじめに緊張を弛めてから自律神経の調整に移る。
また、経絡の問題から肝臓の治療を行うことで根本的に診ていく。

【同時に治療した症状】
婦人科の治療、自転車店頭による腱板損傷に対する治療

【使用した主なツボ】
初診
坐位:大椎(吸角後に刺鍼)
仰臥位:鎮静、人中、地宗、腎関、内関、公孫

2回目
腱板損傷に対する治療

3回目
基本配穴 + 心兪を弛め、肝兪、腎兪、明黄を加える。

4回目
婦人科への対応

【考察】
初診時に深く眠りにつく。
このことについて、「ここでだと安心して眠ることが出来る」と話していた。
治療をおこなう際、安心を与える会話やコミュニケーションは必要不可欠である。
何に不安を感じていて、何に恐れを抱いているかを把握する必要がある。

治療においては、午前4時から何度も目が覚めてしまうことについて子後流注も含めて配穴を考えた。
また安心定志に対して、神門、三陰交、内関の代わりに、地宗、腎関を加えて体質と病症にアプローチする。
そのことで諸症状への治療が可能となる。

 

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