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【患者】
氏名:O,S
性別:女性
職業:主婦
生年月日:平成1年2月13日生
年齢:27歳

【来院】
平成28年8月

【症状】
出産後の体調不良

【治療内容と経過】
2年前に第一子を出産してから肩こり腰痛が酷くなり、夜になると病状が悪化する。
これまで整形外科で診てもらっていたが特に問題はなく、牽引などの治療を受けるほか、近所のカイロなどに定期的に通っていた。
体質としては、疲れやすく、疲れが出ると頭痛(こめかみ)が出る。これは緊張性頭痛であり、目の疲れも影響しているだろう。
現在、気になることは頸肩腰の凝りや痛み、また足の冷え感が気になる。

脈は弦、舌は痩せており、中央部に薄白苔。
生理周期は32日、出産前は28日。

【同時に治療した症状】
首の痛み

【使用した主なツボ】
初診
坐位:大椎
仰臥位:合谷、拇指の浮絡

第2時
伏臥位:腎兪(頭灸鍼)
仰臥位:公孫、列欠、中渚、三陰交、関元

【考察】
現在、27歳の彼女は痩せ形で色が白い。
学生時代は競技水泳を専攻しており、本格的におこなっていたようだ。
大学卒業後は銀行員として働き、地方都市から最近こちらへ転勤してきた。

さて、今回の主訴であるが、出産後に肩こりや腰痛が気になるようになったということで、様々な質問をしてみた。
例えば、泳いでいた時に首を痛めたことはないか、スキーやスノーボードで転倒した際に頭を打っていないか。
するとどちらも当てはまっていることが確認できたが、多くの人は一つの現象に目が行きがちであり、過去の怪我などは覚えていないもの。

しかし、病は習慣から起こるものであり、それらの積み重ねから生じる。
それが何をさすか。
病は物理的に、そして化学的に、さらに生物学的に生じるということ。

そのため、その生じた原因の把握が必要であり、そのことへアプローチをしないと回復は見込めない。
これまで治療を受けてきたが改善されなかった理由は、こういったことも関係していると思う。
さらに、回復が遅い理由の一つが産後の肥立ちである。

話に戻ると、彼女はクロールを泳ぐときに息継ぎは左だったという。
考えてみると、競技水泳で長期間同じ方向での息継ぎ(物理的刺激)を受けていたらどうだろうか。
靴底はすり減れば買いかえれば良いが、人体ではそうはいかない。

つまり、長年の習慣がここへきて出現したことになるが、それは妊娠以降の今日までの栄養状態も関係する。
そして、2歳になりひと段落したところで緊張の糸が切れたということも当てはまる。

よって、主訴に対してのアプローチと女性疾患へのアプローチが必須となり、その両方をおこなった2週によって病状と体質は落ち着いた。

今回のような例は数多く、年齢や状態に合わせえて治療を行わないと回復しない良い例である。
薬も時には必要だが、何を体が求めているのか聞きとらないと身体は変化しない。

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