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胸郭出口症候群

胸郭出口とは、鎖骨、第一肋骨、頸肋、前・中斜角筋、鎖骨下筋、小胸筋などで構成される。
これらの組織で神経血管束が圧迫されて起こる障害を胸郭出口症候群という。
病態として、上腕神経叢と鎖骨下動脈が腋窩から出るにあたり、胸郭出口を構成する組織の形態異常、形成以上、肥厚、筋拘縮などにより圧迫、牽引などを受けて生じる障害である。

自覚症状は頚、肩、上肢に現れる。頸肩凝りや放散痛、上肢の倦怠感や重感、鈍痛、しびれ感。
また脱力、握力低下、冷感、チアノーゼ、浮腫なども見られることがある。
これらは片側性のものが多く、左右の有意差はみられない。
頸部神経根症が中高年層の男性に多く発症するのに対し、胸郭出口症候群は、若い女性に好んで発症する傾向が認められる。
一般的に20歳代の女性に多く体形的には、なで肩、肩幅が狭い、等の特徴がある。

【診断基準】
①頸、肩、腕に神経、血管の圧迫症状が存在し、愁訴が比較的長時間持続する、また反復する。
②診察法による愁訴の再現、増悪が認められる。
③頸椎疾患(神経根症)や末梢神経疾患を除外できる。

【適応の判定】
発症期間の短いものは保存療法に反応する。
鍼灸治療は本症の適応症と考えられる。
また、愁訴の誘発動作や特定の姿勢の禁止などの生活指導も必要。

【鍼灸治療】
治療法として上記にあげた生活指導のほか、肩甲挙筋の強化運動、温熱療法、消炎鎮痛剤、末梢血管拡張剤、筋弛緩剤、斜角筋ブロックなどの保存療法などがあるが、本質的には筋力の回復を目的とする運動や体操の指導と作業や労働姿勢の改善が重要となる。
鍼灸治療は、「筋肉の凝り」「神経と血管の圧迫」「上肢の血液循環障害」に対して行う。
つまり、腕へいく神経と血管が斜角筋などの周辺組織による凝りによって圧迫され、それが原因でしびれと痛みが出るためである。
鎖骨上下部周辺の圧痛天が治療目標となり、使用経穴は、斜角、外天窓、扶突、中府、兪府、庫房。
その他に後頸部や肩甲上部の肩井、肩甲間部も重要な治療点となる。

【症例】
氏名:T,S
性別:女性
職業:介護職
年齢:28歳  

【主訴】
右肩から右上肢にかけてのだるさ

【現病歴】
1ヶ月ほど前から肩が凝るようになり、1週間前から頸に違和感が出始めて、仕事の時に上肢に痛みが出現。
診察所見では右斜角筋の緊張が強く出ていた。

【治療】
もともと肩こりを訴えての来院であったため、後頸部、肩甲上部への治療と同時に斜角筋への施術をおこなう。
基本経穴は上記の穴を中心に生活指導を行う。
それにより第6回の治療までに上肢のダルさや重感、痛みなどの自覚症状は緩解して多覚的所見も改善。
ある程度の鍼灸治療で一般的な症状は緩解しますが細かい判断が重要となります。
そのため鑑別や疾患に基づいた治療、生活指導は大切なものです。
同じようにお困りの方は当院へお越しください。

 

【セルフケア】
肩こりの4悪という言葉があるのですが、それは悪い姿勢、生活仕事環境、ストレス、運動不足があげられます。
これらの解消法としては以下の方法があります。

1)姿勢の矯正:背筋を伸ばし顎を引く
2)休息とストレッチ体操:30分以上同じ姿勢を持続させない
3)筋力増強:アイソメトリック体操をおこなう
4)温熱・入浴:冷やさず、保温を心がける
5)精神的ストレス解消:趣味などによるストレスの解消
6)日常生活上の工夫:鞄や靴など

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